ここでは介護付き有料老人ホームの選び方についてご紹介いたします。介護付き有料老人ホームを検討していく際には、インターネットで調べたりや施設に資料請求を行い、パンフレットから情報収集するのが一般的です。しかしいきなりこれらの情報収集から入るのはおススメできません。
まずはご自身(ご家族)の情報を整理することがSTEP1です。
具体的には、
①資産状況や収入面、ご家族からのサポートからみた月々の掛けられる予算の把握
②健康状態や介護度、認知症の状態、医療対応の必要性
③「なぜ施設に入るのか」
というそもそもの目的の再確認が必要です。
施設を探すときには、突然やってくるため心構えや準備が出来ている方の方が少ないです。そのため「急に施設を検討しなくてはいけない」、「病院からいつまでに退院と言われている」など緊急性を有している場合も多いです。
特に③の施設入居の目的については焦る気持ちのあまりに、目的を忘れがちになってしまう方も少なくありません。
ご自身(ご家族)の予算や身体面の情報整理、目的を再確認したうえで、STEP2施設見学時に見るべきチェックポイント、確認することをみていくと、スムーズな施設探しに繋がります。
目次
有料老人ホームの施設探しの流れ
介護施設を選ぶ際の優先順位として、①費用面、②エリア、③介護内容の順で考えるとスムーズに考えることができます。上記で記載した通り、インターネットや施設の資料請求の中から施設を選びをするときには、何を優先して絞り込んでいけばよいのか、どの施設が合っているのか、様々な情報が記載されている中から、ご自身が必要としている情報を選定することが難しいというのが本音ではないでしょうか。その時には下記の流れを一つの指標として考えることをおススメします。
費用の捻出先
費用については、毎月の費用はいくらまでなら無理ない範囲で対応できるかを考えていくことが重要です。よくご相談を頂く際に、「だいたいこれくらいなら…」とざっくり見積もりをしている方もおりますが、居住想定期間を考えていなかったり、資産や月々の収入状況の割合から鑑みて、施設費用の負担割合が高い方も見受けられます。無理のない資金計画や、施設への居住想定期間から逆算してかかる費用の見積もりを正確に把握していくことが重要です。お金が続かないために、せっかく慣れた施設から退去せざるを得ない事態は避けましょう。当センターでは、ファイナンシャルプランナーのスタッフがお客様に合った費用面のアドバイスも行います。また資産シミュレーションを使い、目で見て把握できるようにサポートも行います。
複数の施設見学から候補先選定を
施設候補先については、2-3候補の中から選んでいくことをおススメします。施設見学時にチェックすべき点は大きく「ハード面」と「ソフト面」にわかれます。(上記図を参照)
ハード面には、
・立地・駅からのアクセス・施設設備・スタッフ体制・食事内容・レクリエーション・イベント
・リハビリ体制・運営会社などがあげられます。
ソフト面には、
・施設長の雰囲気・職員の対応/態度・ホームの雰囲気・施設内の清潔さ・緊急時の対応・施設入居者の年齢層/介護度・入居者の雰囲気・1日/1週間の過ごし方などがあげられます。
特にソフト面については、インターネットやパンフレットにも記載されていない情報になるため施設選びの重要なポイントにもなりますので、見学時によく確認していきましょう。
入居者が集まる時間帯の見学がおススメ
施設によってはご希望に応じて食事の試食もできます。また入居者の方々が集まる食事の時間帯やレクリエーションの時間帯の見学がおススメです。これにはメリットがあり、
・入居者について:入居している方々の性別・年齢層・雰囲気が確認できること
・スタッフ対応について:スタッフの表情や対応している雰囲気、忙しいときの対応が確認できること
があります。入居した際のイメージにも繋がることが一番です。また施設によっては、体験入居(有料)も受付ていますので、上手に活用することをおススメします。入居後に思っていた生活や雰囲気と違うといったズレが起こらないようにしましょう。
弊社のサービス紹介
「これらを自分一人でやるのは大変…」、「誰かに相談して合っている施設探していきたい!」これらすべて当センターでサポート致しますので、ご安心ください。お問合せからご入居に至るまで無料でサポート致します。費用面や身体面の整理、入居目的の再確認から老人ホームアドバイザーの目でアドバイス致します。